食べるということ

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食べ物は命であることを実感

私たちの幼稚園では、季節の味を楽しみます。
春には、春キャベツを8玉も食べ尽くした年がありました。ただただ塩をかけて、みずみずしく甘いキャベツを味わったのです。園の周辺で採れたフキノトウ、フキ、三つ葉やヨモギなどを天ぷらにしたりヨモギ餅にしたりして頂きます。夏から秋にかけて、畑やプランターで育てたものを頂きます。狭く小さな園庭ですが、様々な食べ物を楽しみます。ピーマンがたくさん採れた年には、園庭でピーマン炒めを作りました。醤油の香ばしい香りに誘われ、ピーマン嫌いの子たちがモリモリ食べたことは、お母さんが一番驚きでした。秋には、鮭を解体し、鮭の身体の不思議を感じ合いました。最後には、感謝してチャンチャン焼きで頂いたのです。冬には、火鉢でお餅や、シシャモ、時にはお弁当のおかずを、炙って食べたりもしました。

食べることは、楽しいことだと感じるだけでなく、食べ物の命の不思議や仕組みに触れ、自分の命と重ね合わせながら、生きることや生き切ることを学びます。大きな命や小さな命、軽い命や重い命などはなく、命は一つであり、みんな等しいものであることを幼児期に実感できることを大切にしています。

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