園便り

豊かな生活を再び(No.3)

on 6月 22日, 2020

 久しぶりに幼稚園が始まり、精一杯の思いで子どもたちを迎えました。大切な集団経験の時間が奪われたのですから、子どもたちの心が心配でした。私たちは緊張を隠しつつ、以前と同じように、子どもたちを迎えていったつもりでした。笑顔の奥に限界を訴えている多くの保護者の方がいました。子どもたちの中にも、「心がつらい」と訴えたり、「ずっと幼稚園に行きたいと思っていた」「幼稚園のことをつい考えちゃった」と言う子がいたり、登園すると、ホールで奇声を発してほっとしたりしている子がいました。私たちは、ゆっくりゆっくり心を解放させ、「そうだった!幼稚園は、こういう所だった!こういう空気だった!このような友だちがいたんだった!」と思えるよう、子どもの心を支えることに徹していきました。...

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あと一息頑張って(NO.2)

on 5月 20日, 2020

 長い長い危険な春休みが続いています。鈴木知事の記者会見の度、社会情勢がどのようになるのか、教育の世界がどの様な道をたどるのかと注目していました。臨時休園が延びる度に、子どもたちも保護者の方もどんなにがっかりしているだろうと、そればかり思っていました。その度に、教育委員会や学事課から幼稚園に送られてくる大量のメールに疲れてしまいました。それでも少し、明るい兆しが見えてきましたね。...

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支え合って 乗り越えましょう (NO.13)

on 3月 24日, 2020

北海道は、警戒宣言が解除されましたが、国内のその他の地域でも世界各地でも、まだまだ油断できない状況にあります。そのような中、卒園式、修了式を終えることができ、心から安堵いたしました。保護者の皆様には、励ましの言葉や教師の身体を気遣ってくださる方、消毒の知識を教えてくださる方、幼稚園を信じてくださる方など、温かく支えていただきました。ありがとうございました。 さて、幼稚園が再開しました。子どもたちは一応に緊張気味に登園してきたのですが、玄関に立っていると、保護者の皆様が様々な表現をしてくださいました。...

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誠実であること (NO.12)

on 2月 25日, 2020

園長先生が退職されてから、ひと月が経とうとしています。56年間も園長をしていた方は、日本全国でもそんなにいないだろうと思います。当然、私がこひつじ幼稚園に着任してからずっと、園長先生でありました。いい時も、苦しい時も、楽しい時も、美味しい時も、学ぶ時だって一緒の時を過ごさせていただきました。今、事務的な引き継ぎの大変さより、精神的な心細さを感じています。このような気持ちを、以前にも味わったことがあることを思い出しました。 私の父は68歳で亡くなりました。生きていれば、園長先生と同じくらいの年齢です。私の父は、とても真面目な人でした。学生の時、実家を離れた私に、一度だけ手書きの手紙が送られてきました。...

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新しい年の祈り  (NO.11)

on 1月 27日, 2020

「やっと幼稚園が始まった」と、思った方が多かったのではないでしょうか。過去に記憶がない雪の少なさに、気候変動が気になったり、これから来る夏の水不足が心配になったりします。保護者の皆様も、子どもが外で遊ぶのに雪はないし、なかなかエネルギーを発散させられず、持て余す子どもの身体と母親の気持ちのコントロールに苦慮されていたことでしょう。それでも頑張ってここまで来ましたね。3学期には、心も身体ものびやかに、思い残しのないように過ごさせていきたいと思っています。同時に一年の締めくくりをしっかりと味わわせたいものです。引き続き、ご協力をお願いします。...

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