「子育ては、なんて楽しいことばかりでしょう。我が子について、何の心配もなく、子育てに何の迷いもありません」。こんなお母さんがいたら、是非お会いしてみたいものです。目の前の、屈託のない、元気で、明るい子を見ると、さっきまで鬼のように叱っていた自分に落ち込んだりすることもある事でしょう。子育ては、難しいですね。...
Read More「タケノコって言うんだよ。筍ご飯っておいしいよ!」 子どもたちが、玄関に置いてあるタケノコを、珍しそうに見ています。北海道には、太いタケノコは生えませんから、子どもたちは見たことがありません。食べたことのない子もいます。虫めがねで覗き、毛が生えてることを発見しました。触って、抱えて、匂いを嗅いで、毛をムシって、皮を剥いでみて、一緒に寝てみて、気付いたことを言い合っています。子どもたちの探究心は留まることを知りません。 タケノコご飯の日が決まり、友だちと準備をしました。 おいしくな~れ!おいしくな~れ!」おまじないの声が廊下に響きます。 昆布をいれたらおいしいよ。...
Read More春の足元には、つくしがたくさん生えてきました。 「つくしが出てきたよ」 「うちの近くにも!!うちのつくしはこのくらいの長さだった!!」 「あー春だねぇ・・」 自然から季節を感じていきます。 飾っておいていたつくしは、1日、2日経つとカラカラに乾いてました。 「どうしてだろうか??」 「水がなくなった」「根っこから離れたから」 今までの経験で生き物には水が必要なこと、根っこから水を吸収して生きていること・・・今までの経験から得た知識で考え合います。 つくしについて考えあううちに「つくし研究所」ができました。 図鑑を持ち込み、研究しているうちに、緑色の粉が出てくること、それは「胞子」と言うんだ、そこから、次の命が生まれるんだ、いろいろなことを知っていきました。 ...
Read More暖かな日差しと風が吹き、春を感じる季節となりました。 お母さんと一緒に幼稚園に向かってくる途中で、子ども達はたくさんの春を見つけてきます。 一番最初に見つけてきた春は「フキノトウ」でした。 虫眼鏡を使ってよくよく観察しました。 そうして、 「ねーねーフキノトウのお料理しよう」 これまで、美味しく食べた経験のある年長児は、張り切っています。 毎日、いろいろな子がフキノトウをもってきて、「フキ味噌」を作ることになりました。 やりたい子がお料理に取り掛かります。 フキノトウの葉を一生懸命、小さく切りました。 「あー春の匂いだー」そんな声が聞こえてきます。 ...
Read More新年度が始まり、今までの子どもたちは、生活のリズムを取り戻しつつあります。また、新しく加わった子たちは、幼稚園の様子がだんだんと分かるようになり、好きな場で遊ぶ心地よさを味わえるようになってきています。じっと立ちすくんでいるように見える子も、周りの様子に目を奪われ、心の中が、わくわく、ゆらゆらしているのが見て取れます。...
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