子どもたちも花のように        (園便りNO.3)

on 5月 28日, 2019

花の季節になりました。北海道の春は、桜と共に梅が咲き、チューリップに、タンポポ、ツツジと、色とりどりです。送り迎えの道中、季節の会話を楽しんでいただきたいものです。先日、保護者の方がおっしゃってました。「送り迎えの道で、ゆっくりと季節のこと、幼稚園のことを話しながら二人で歩く時間は、今までにない時間で、とてもいいのです」と。子どもは、自分に歩くリズムを合わせてくれるお母さんに、心を開き、お母さんの手のぬくもりを実感しながら、信頼をより確かなものにしていくのです。心地よい、自分だけのお母さんとの時間を、子どもは生涯忘れないことでしょう。
さて、幼稚園の様子をお知らせしましょう。
わくわく広場は、8人でのスタートでした。少人数で、ゆったり、ほんわか過ごしています。2歳児は、いろいろなものに十分出会い、それぞれが好きなことを好きなように楽しむことがよく、自分のこだわりにとことんのめり込み、マイペースに過ごす時間が大事なのです。幼稚園で、わくわく広場の短い保育時間の中で、初めてお母さんから離れ、好きに遊び込み、おせんべいを食べ、お茶を飲んで、元気に帰っていきます。みんなニコニコです。
年少組は朝一番、芽未先生を中心に集まって、挨拶をしたり、お話を聞いたりすることができるようになってきました。生活の流れが理解できるようになってきたのです。オムツからパンツに決めたり、また戻ったりと、大きくなった自分を感じ始めています。会うごとに、ズボンを下げ、自慢げにパンツを見せてくれます。自分のことは自分が決められるという経験を、パンツに転換する中で経験しています。チャンスを逃さず、外でのびやかに体を動かし、泥んこになって過ごしています。そして着替え時、パンツに切り替える子どもも出てきます。
年中組は、この年代特有の表現があります。とにかく、もめて、ぶつかり合うのがこの年齢の特徴です。生意気にもなり、友だちやお母さんに言われたことに対して言い訳をしたり、言い返したりもするのです。自我をもち始め、自分の主張をもち始めた証拠です。そのために、友だちとの関係が必ずしもうまくはいきません。うまくいかない経験こそ、コミュニケーションの仕方を学ぶ時なのです。そのような学びを、彩花先生が支えています。
年長組は、友だちとやりたいことはあるものの、思いと計画と実際がバラバラで、スムーズに目的が達成できません。そこで、どのように計画することがいいのか話し合いが展開されていきます。基地作りも、アイドルごっこも、なかなかうまく進みません。「アイドル、来週しようね」「うん」「メンバーは?」「えっ?」「どの曲で?」「えっ?」「どこで?」「あっ!」・・・自分たちの遊びを達成できるよう、その横で、まり子先生がそっと支えています。
どの学級も、本当に忙しく、エネルギッシュに遊んでいます。子どもらしい姿の中に、様々な、感情が生まれています。子どもは、いつも元気で、無邪気な生き物ではありません。もっと複雑な、繊細な心を持ち合わせています。様々な経験を通し、様々な感情のレパートリーが増えていくだけではなく、その感情の中心に、いつも「自分がいる」ということが大事であり、それが「自分を知る」「自分のことが分かる」ということにつながっていくのです。この「春」の季節に様々な美しい花が咲き、様々な色があるように、子どもたち一人一人も、自分の決めた、いい時に、自分だけの色を発揮し、輝いてほしい、と願っています。

*6月の行事予定*
4日 あそびましょ
6日 なにぬねのの日
7・8日 教師研修のため休園
12日 なにぬねのの日
14日 花の日・子どもの日礼拝
17日 なにぬねのの日
18日 あそびましょ
20日 春の遠足
21日 避難訓練(火災)
25日 誕生会
26日 内科検診
27日 身体測定
28日 歯科検診