支え合って 乗り越えましょう (NO.13)

北海道は、警戒宣言が解除されましたが、国内のその他の地域でも世界各地でも、まだまだ油断できない状況にあります。そのような中、卒園式、修了式を終えることができ、心から安堵いたしました。保護者の皆様には、励ましの言葉や教師の身体を気遣ってくださる方、消毒の知識を教えてくださる方、幼稚園を信じてくださる方など、温かく支えていただきました。ありがとうございました。
さて、幼稚園が再開しました。子どもたちは一応に緊張気味に登園してきたのですが、玄関に立っていると、保護者の皆様が様々な表現をしてくださいました。
「会えた、来れた。よかった」と、涙が溢れた方、見つめ合って、深くうなずいて、頭を下げる方、「メールが来る度、つながっていることにほっとした」と、胸に手をあてる方、「大変だった。本当に毎日、すごかった。限界だった」と笑ったり、ほっぺを膨らませる方、「仕事が休めなく、いろいろな人に預かってもらってしのいだ」と、ニコニコと伝えてくださる方や、笑顔で再会を喜び、抱き合う方、「休み中、私が病気になったけれど、子どもが看病してくれたことに、成長を感じることができた」、「こんなにゆっくりは初めて!楽しい休みだった」という方がおられました。また、ノートに、気持ちを書き留めてくださった方もおられましたので、ご紹介します。「・・・どうなってしまうのだろうと思いましたが、明日の登園を目前にすると、毎日ゆったりと濃厚な時間を過ごせて、貴重な日々だったと実感しています。通園していれば、今より成長しただろうけど、時間に追われることもなく、その時々で気になったことにじっくりと取り組めて幸せでした。一カ月もの間、休めるなんて、この先ないだろうなと考えると本当に有意義な日々でした。時には、言い合いもし、もめました。それにも自分をもっているのだと成長を感じました・・・」と。素敵な時間にできる母の強さを感じました。 また、遊びの様子を写真にして、子どもに持たせてくれた方もおりました。製作した作品も、写真と共に学級に飾られていて、楽しく見せていただき、親子で楽しんでいる姿を想像しました。幼稚園に手紙を書かせてくださった方もおられました。みんな頑張りました。
それぞれの臨時休園であったのだと、実感しています。そして、また、春休みに入ります。ウイルスの動向を注視していきますが、今のところ預かり保育は、予定通りです。少し、自分の時間が欲しいと思っておられる方は、幼稚園に預けてください。お疲れさまでした。そして、この一年を子どもたちと楽しませていただきました。教師一同、お礼申し上げます。ありがとうございました。