学級の様子~ゆり組~

 だんだんと、卒園に向けた活動が加わってきました。先日は、親子写真やアルバムのメッセージなどのご協力をありがとうございました。3学期が始まり、あっという間に2月に突入してしまったという感じです。私たちは、いつにも増して少しの時間も無駄にしないよう、降園時間ぎりぎりまで楽しんでいます。
3学期が始まってすぐに、カレンダーを使って、幼稚園生活がわずかであることを確認しました。そこで、幼稚園生活に遊び残しがないように、「ゆり会議」を開くことになりました。いろいろなやりたい遊びが発表されました。
いろいろな鬼ごっこ、ゆり組みんなでかくれんぼ、ピザ窯作り、男アイドル、アイスクリーム作り、氷作り、かまくら作り、雪合戦、宇宙船づくりの続き、星の研究、卒園旅行、部屋を風船だらけにする、おやつパーティー、園長先生にお別れのプレゼント作り(しおりのプレゼント)などがありました。
 星の研究の話題では、「プラネタリウムでたくさんの星を見たことがある」と言う友だちの話から、「もっと研究をしてみたい」と言う声が上がりました。2学期まで宇宙ごっこを楽しみ、お泊まり会にはみんなで宇宙に旅立った楽しい思い出がよみがえりました。私も、その経験からもっと、宇宙への興味を広げさせたいと思ったのです。そこで、プラネタリウムがあり、星や宇宙のことを知ることができる「青少年科学館に旅行に行こう!!」と、なったのでした。しかし、「まだまだやりたいことがある」×「しかし、時間が足りない」=「もっと幼稚園にいられないか?」・・・。「お泊まり会はできないの?」「6時までおひさまってどう?」「たんぽぽとつぼみに秘密がばれちゃう」・・・話し合いは難航しました。長い時間、真剣な話し合いでした。秘密で遊ぶため、夜まで、ゆりだけのぽんちきの会をしよう!!と、いうことにしました。私も、どうしても実現させてあげたいと思いました。しかし、そのことは、幼稚園にも許可をもらい、職員にも協力してもらわなければなりません。そして、何よりも保護者の皆様に、ご理解をいただかなくてはなりません。ご理解とご協力をお願いします。

        〇 卒園旅行は、青少年科学館へ!!
        〇 遊び残しがないように、夜まで、ゆりだけのぽんちきの会!!

 一方で、このような問いかけがありました。栄先生が、園長先生とのお別れ会を通して、「人生」についての話をしてくださいました。人生年表を作りながら、赤ちゃん時代、幼稚園時代、小学校、中学校…そして、大人へ。園長先生は今、人生のどのあたりかを人生年表で確認しました。そして、ゆり組の私たちは今、幼稚園時代が終わろうとしていて、小学校時代に入ろうとしているギリギリのところにいるということを実感させられたのでした。これからの自分を生きるためにどんな心でありたいのかと問いかけられ、考える時間がありました。また、「節分」の活動を通して、「新しい正しい心とは何か」を問われ、自分の心にしっかりと向き合い、これからの自分に思いを巡らせながら、今を大切に過ごしています。私は、楽しみや不安ばかりではなく、言葉にならない複雑な思いにもしっかりと心に寄り添い、子どもの心向きを捉え過ごしていきます。

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